「鹿乃しうこ原画展II in アールジュネス日本橋(大阪会場)」閲覧レポート 2005.10.30.sun
10月30日(日)、昨年に引き続き、大阪で開催された、約一年振りの鹿乃先生の原画展に、地元からの
高速バスの日帰り往復で出掛けて来ました。
大阪駅から、今年も同伴して下さったのは、「2nd FIELD」のなえきち様でした。
去年とほぼ同じスケジュールで、大阪駅構内で、なえきち様とお昼過ぎに待ち合わせ、天丼屋さんで二人で
昼食を食べ、地下鉄で会場の「アールジュネス日本橋」に向かいました。
先に開催された東京会場は、昨年と同じ場所でしたが、今年の大阪会場は、会場が変わり、東京で言うなら、
秋葉原のような『電気街』の通りにある(この周りには、同人系ショップなどマニアなお店が一杯でした)、
ビルの中のお店での展示でした。
表の「アールジュネス」の看板を見つけ、側まで近寄ると、入り口には、今回の鹿乃先生の作品で版画化された
二枚のイラストを使った、個展の日付入りの大きな看板に出迎えられました。
正確なサイズはわかりませんが、縦150センチ×横300センチぐらいは、ありそうな感じでした。
それを見た途端、『これ、後で携帯で撮りたいかも・・』と、大興奮してしまった私たち二人です。
1階で受付を済ませ、階段を上がろうとしたら、階段脇に、ガラスケースに展示された、鹿乃先生のコミックスや
サイン等も飾られていて、原画の前に、そこでも、話が弾みました。
まずは、二階の原画の展示コーナーに。
ちょうど、階段を上がったところで、原画を見始めようとしたところ、今回の展示の形式を、男性店員の方が、
丁寧に説明して下さいました。
前回は、大き目のワンフロアを仕切って、同じフロア内で原画と版画が分けられていましたが、今回は、二階が
原画、三階が版画のスペースになっていました。
原画の作品数自体は、20作品ほどですが、昨年の原画展以降に制作された作品の原画が殆んどで、今回、
原画としては初めて拝見するものばかりでした。
一枚ずつ、なえきち様とそれぞれの原画について、色々話しながら見ていき、ちょうど展示の中盤辺りに、
今夏発売されたエスケの新ジャケット絵を見付ました。
今回の原画展でエスケ作品の展示があるかどうかは、開催時まで不明でしたが、東京会場の開催直後、
鹿乃先生のサイトのゲストブックの書き込みで、この作品の展示があると判明してからは、この作品を見るのが、
とても楽しみでした。
生で見るエスケ新ジャケットの原画は、ほんの少し、上条先輩(アキラ)の洋服のカラートーンが、額縁の中で
剥げかけていたものの、5人のエスケ・キャラ達が、とても丁寧に描かれていました。
この作品では、大和の制服なども、カラートーン仕様でした(鹿乃先生のカラーイラストは、服の模様等も含めて、
丁寧に手書きされ、水彩等で塗られているものが多いですが、今回は、この他にも数点、カラートーンが
使われてる作品があり、新鮮な印象でした)。
鹿乃先生の作品で、一枚のイラストの中に、キャラが多いのは、結構、珍しい気がします。
キャラの人数が多い分、たぶん大きめの紙に描かれていると、この作品の発表当初から、予想はしてましたが、
元のイラストのサイズは、元のジャケットと比べるとは、約4倍ほどの大きさでした。
ある程度、紙の大きさもあるとは言え、5人のキャラを書き分け、尚且つ、一枚のイラストととしてのバランスを
考えるのは、大変だったのではないかと、個人的に思いました。
昨年の原画展でも、『殿堂画』と、「コミックAQUA」表紙絵の二枚の早乙女さんの原画を拝見してますが、
原画で見る早乙女さんは、やはり印刷よりも表情が生き生きと感じられ、胸がトキメキます。
何度「出逢っても」、早乙女さんのいる原画は、私にとっては特別で、背景の白薔薇まで、愛しかったです。
たくさんの原画の中で、この一枚だけは、本当に離れ難い気持ちでした。
前回の個展後、エスケのイラストは、他にも「コミックAQUA」表紙絵の「大和×山田」や、「花恋-KAREN-」の
付録メモパッドの「大和+チビ・キャラ(森下・佐倉・結城)」も、描かれていましたが、今回の展示では、
このジャケット絵のみの原画展示でした。
次回の個展があるなら、展示されなかった、エスケ作品たちも、是非、観てみたいです。
今回の原画展は、「ピアス」やビブロスでの作品の新作が多かったんですが、表紙・扉絵・見開き絵だけでなく
、
カラーページの原稿の原画もあり、文字の写植もそのままで、生原稿な雰囲気が伝わりました。
原画鑑賞もほぼ終りに差し掛かった頃、昨年の原画展で盛り上がった女性店員の方に、「発見」され(笑)、
今年も三人で、またもや鹿乃先生の作品やBL談義に花が咲きました。
大阪会場の初日には無かったらしい、雑誌「麗人」作品のイラスト等の原画も、鹿乃先生のご希望で、急遽、
追加展示されていて、その作品も、拝見出来ました(追加のため、作品の説明プレートは無いとのことでした)。
原画を堪能後、女性店員の方との話が盛り上がった、そのままの状態で、三人で版画スペースに移動しました。
版画スペースには、東京会場同様、純佑君のお誕生日仕様?のシャンペンタワーのグラスが飾られていました。
「スナック一楽」看板は、実は店員の方々の手作りだと、教えて頂いたり・・。
二階だけでなく、三階の版画スペースでも、更に話が弾み、昨年の原画展での会場滞在時間は、
二時間ぐらいだったんですが、今年は、気がつけば、5時前で、約4時間も、話が盛り上がってしまいました。
原画のスペースでは、途中、他のお客様が上がって来られることは殆んど無かったんですが、版画スペースでは、
私たち三人が、椅子に座って喋っている間も、結構、人の往来があり、煩く感じられた方もあるかもしれません・・。
版画についても、新作三点や、昨年版画化された早乙女さんの「殿堂画」なども並べて頂きつつ、照明のライトの
当て方や色を変えたりしながら、昨年よりも詳しく説明して頂きました。
展示会場内は撮影禁止でしたが、帰る前、店員の方にお願いして、了承して頂いたので、表の看板を携帯で
撮影させて頂きました。

↑今年の鹿乃先生の個展は全て終了していますので、とりあえず、看板の写真、掲載してみます。
ウチの携帯カメラは、解像度が低いので、なんだかピンぼけしてしまってますが・・(苦笑)。
その場では、撮ることしか考えてなかったのですが、後になってみると、携帯を横にすれば、もう少し、上手く、
イラストや文字が画面に入るように看板が撮れたかも・・と、微妙に後悔してます。
今回は、マニア系のお店(笑)が周りにある会場だったので、本当は原画展閲覧後、何軒か、見て廻ろうとも、
事前に考えていたんですが、帰りのバスが大阪駅を17時半過ぎ出発の最終便だったので、結局、寄らずに、
なえきち様と現地でお別れし、駅に向かいました。
今年は、駅構内で迷うことはありませんでしたが、高速バスの乗り場に着いたのは、出発10分前でした。
今回の私のバスの予約は、予算の関係上、原画展開催の週のギリギリになってしまい、帰りの便は、既に
完売状態で、一時は、バスで無く、在来線の電車の乗り継ぎになるかも・・と思ったりもしたのですが、なんとか
キャンセル分での予約が出来、日帰りのバスで帰れ、家に辿り着いたのは、夜10時半でした。
キャンセル分でも往復可能だった辺りが、早乙女さん(エスケ)の原画に「呼ばれた」気がしています(笑)
昨年の原画展でも思ったことですが、「百聞は一見にしかず」と言う諺通りに、生で原画を拝見出来たのは、
私にとって、とても有意義なことでした。
漫画家の方の中には、雑誌等に掲載された完成作品だけを見て欲しい方も沢山いらっしゃるとは思いますが、
原画には、その作品に吹き込まれた作家の方の息吹や生命力を感じることが、出来る気がします。
私は、機会があるなら、やはり今後も、原画を観させて頂きたいと思いました。
今年も、原画展の閲覧にご一緒して頂いた、なえきち様、本当にありがとうございました。
昨年&今年、色々、お話して下さった、大阪会場の女性店員の方にも、感謝しております。
そして、鹿乃しうこ先生、二年連続で、原画を拝見出来て、とても幸せです。
出来ることなら、原画展を、今後も続けて頂きたいなと思っています。
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