GUEST ROOM18-1
はるか様のサイト「tetsu194」の1,000hitのキリ番を、私が踏みましたので、SSをリクエストさせて頂きました。
はるか様には、お花見の頃に、私の日記に「早乙女×ひいろ(Hなし・・笑)」を書いて頂いて、
アップしていたのですが、ウチにも、エスケのカップリングのSSをお願いしたくて、BBSで「アレ」と
書いて来た「早乙女×山田」の話と、1,000hitの「上条×大和+早乙女」を、リクエストしていたのですが、
併せて前後編として書いて頂けることになりました。
「早乙女×山田」は、健作ちゃんの星座&血液型が私と同じだったので、是非一度、早乙女さんのお相手に
なって欲しかったのです(笑)大和より大人の健作ちゃんのほうが、早乙女さんと出逢える確率が
高そうな気がしたので・・。
はるか様のサイトでもアップされてますが、ウチでもこのSSをお楽しみ下さいませ。

「俺たち早乙女さんつながり」(前編) 作・はるか



「おにぎりオッケー!卵焼きオッケー!!お茶オッケー!!!

 今日のバイトはお昼まで、って言ってたっけ。その後一緒にお弁当を食べてプールで遊べるかな?」

 明日はセンパイも俺もバイトは休みだし、夜はずーっと一緒にいられるかな?」


やあ、みんな元気にしてる?俺、真島大和。大和、って気軽に読んでくれよ!

今さあ、出かける用意をしてるんだ!え?弁当持ってピクニックかって?違うよ!差し入れ!

え?誰にって?え、え〜と…あのね…上条センパイ!へへっvvv

えっとね〜、俺たち、実は、付き合ってるんだ。「ちょっとその辺まで…」の付き合うじゃナイよ!

えっと…その…恋人同士なんだvへへ〜んvvいいだろ〜vvv

でもね、恋人同士になるまで色々あったんだけどさあ、ま、「終わり良ければコトもなし」って

コトだね!…え?違う?…あ、「終わり良ければすべて良し」だっけ?てへv

でね、今からセンパイのバイト先へ行くんだ。ん?センパイのバイト?

以前はね〜、「CLUB DANDY」って所でホストのバイトをやってたんだけど、俺と付き合うようになって

からは、止めたんだ。それで今は「桃が丘プールランド」って所で監視員のバイトをしてるんだ。

センパイらしいだろ?で、今日はバイトはお昼までだから一緒にご飯食べて、その後そこのプールで

遊ぼうってコトになったんだ。

「桃が丘プールランド」ってね、流れるプールとか、波の出るプールとか、プールの真中に岩の形の

オブジェみたいなのがあって滝が流れてるように見えるのとか、ウォータースライダーとかあって、

まだまだ色んな種類のプールがあって、すっごい楽しい所なんだ♪って、あ!!やっべ〜!急がないと

センパイのバイト終わっちゃう!


俺は急いで自転車に乗って「桃が丘プールランド」へ向かったんだ。

だけど、その途中に「CLUB DANDY」があるんだけど、今は昼前の時間だから当然閉店中だ。

でも、今日は何故か店の前に「Vネックの生成りのサマーセーターを着て、同色のスラックスを穿いて

まだ全然セットしてない髪型の超絶色男」が立っていたんだ!


「早乙女さん!」

大和は自転車を降り、早乙女の側へとやってくる。

「やあ、大和。何処へ行くんだい?」

「センパイのところだよ。一緒にお昼食べて、その後プールで遊ぶんだ!」

「ほう、それは楽しそうだね…」

「うん、すごい楽しみなんだ!」

「…なんだか、妬けるね。邪魔してやりたくなるよ、そんなに素直に他の男と遊ぶのが楽しい、なんて

言われちゃあね…」

「早乙女さん…」

「なんだか寂しいよ…でも、大和はアキラの…っと、もうホストじゃないからアキラって呼ぶのも変だ

な…上条のものなんだよな…。泣きそうだよ…」

早乙女は下を向きちょっと目を隠し肩を震わせている。

「…そんな、泣かないでよ…早乙女さん」

「大和…上条と付き合うようになったら、俺のことは悦史って呼んでくれないのかい?」

「え、や、だって、それは2人きりの時だけの呼び方だって…」

「今、2人きりだよ?」

「呼んでいいの?」

「ああ、いいとも。遠慮せずに呼んでくれ。そうだ、キスもしてくれる?この方が雰囲気出るかな?」

そう言いながら大和の腰に手を回し、抱き寄せる。

「え、悦史…キスって、こんなところで…」

「大丈夫、大通りから離れてるから人通りは少ないよ。」

「……もう、悦史はゴーインなんだからぁ」

大和は素早く辺りを見回し、誰もいないことを確忍して、早乙女の首に手を回し、頬にキスをしようと

したが、早乙女がわざと顔をずらし唇にさせる。大和は慌てて離れようとしたが、腰と頭をがっちり

押さえられていてはどうしようもない。大和は大人しくされるがまま、である。

早乙女は大和の唇をたっぷり堪能した後、「キスだけじゃ、治まらなくなってきたよ…」と言い、腰を

大和に擦り付ける。大和のも大概大きくなっていた。

「ちょっ、え、悦史…ダメだよ…」

「大和のも、こんなになってるよ…このままで、いられる?」

「……」

「さ、中へ入って、2人で気持ちよくなろう」

早乙女は大和の方を抱き、店内へと誘う。大和はうっかり付いて行きかけた。

その時、大和の携帯が鳴った。

液晶表示を見ると上条からだった。大和は慌てて電話に出る。


『あ!大和、何してるんだよ。バイト終わっちゃったけど、お前来てないから心配したぞ?』

「えっと、あの、ごめんなさい。今からすぐ行くから!」


携帯を切り早乙女に向き直る。


「悦史、ごめんなさい…俺、行かないと…」

「残念だよ大和。今度改めて会ってくれるかい?2人だけで…」

「えっと…その…それは…」

「冗談だよ。あんまり大和が嬉しそうな顔をしてたから、ちょっと意地悪してみたくなっただけだよ。

さ、早く行きなさい」

「……悦史……」

「ぐずぐずしてると、ホントに店の中へ連れて行って、足腰立たなくなるまで、ヤっちゃうよ?」

「え、そ、それは…」

「ふふっ。早く行きなさい。」

早乙女はポンっと大和のお尻を叩き、送り出してくれる。

「もう!悦史のスケベ☆」

早乙女は笑っている。大和もつられて笑い「じゃあね」と言って、自転車にまたがり上条の所へと

向かって行った。


「ちょっと悔しいですね〜」

急に声を掛けられ振り向けばそこには、早乙女の待ち人が立っていた。

「健作が遅いからじゃないか?柄にも無く店の前で待つ、なんてことをしてたら大和が通りかかった

からちょっと付き合ってもらってただけだよ」

「それはそれは、遅れて良かったのか、悪かったのか…遅れてすみません」

「いいさ。それより遅れた理由は?」

「貴方とお昼ご飯を、と思って作ってきたんですよ」

「……嬉しいよ、健作。デザートもモチロンあるんだろうね?」

「…あっ!……すみません、忘れてました…」

「そう…楽しみにしていたのにな…」

「え…すみません…え、え〜と、じゃ、じゃあ、ぼ、僕をデザートとして食べる…というのは……

どうでしょう……」

「……大胆になったねぇ、健作。君をデザートに?」

「だ、だめですか?」

「何を寝ぼけたことを言っているんだい?」

「え…」

「君はメインに決まっているだろう?」

早乙女は健作の耳に息を吹きかけながら囁き、健作が真っ赤になってうろたえている隙に腰を抱き

店内へと入っていった。



ようやく「桃が丘プールランド」についた大和は、上条の待つ監視員のバイト用の更衣室へと急いだ。

更衣室の前では上条が腕を組んで立っていた。

「大和、遅ーい!」

「ごめん!センパイ!お弁当作ってたら遅くなっちゃった!(早乙女さんとのコトは黙っていよう)」

「え、ホント!弁当作ってくれたの?おぉ〜。すっげ〜!!じゃあ、弁当に免じて遅れたことは許して

やるよ」

「ホントに?へへっ、やったあ♪じゃ、早く食べよう」

「おう!向こうで食べようぜ」
そう言ってベンチのあるところへ向かって歩き出した時、風邪が吹いて大和の方から嗅ぎ覚えのある

匂いが漂ってきた。

「んん?」

「どうしたの?」

「…大和。今日、ここへ来るのに、何で来た?」

「…自転車だけど?…どうかしたの?」

「大和。早乙女さんに会って来ただろ!」

「えっ!」

「それも、ただ会って来ただけじゃなくて、密着するようなコトを…」

「ええっ!!(やっべー!なんで分かるんだよー!!)」

「…そうか、早乙女さんに会ってて遅れたのか…。ふうん」

「え、や、あ、あの…別に黙ってたわけじゃ…あの…」

「…大和は、俺と付き合う前は早乙女さんと、付き合ってたんだもんな」

「え、う、うん…」

「…俺が、奪ったんだよな」

「……」

「…キライで別れたんじゃないんだもんな」

「……」

「…早乙女さん、まだ、大和に未練があるのかな」

「……」

「…それとも、俺へのあてつけかな?」

「…そんな…」

上条はそれ以上何も言わず、ベンチに座りお弁当の包みを開け、何事も無かったかのようなカンジで

「どうした、早く来い」と大和に声をかける。

「う、うん」

弱々しく答えた俺はセンパイの隣に座り、弁当を食べ始める。

センパイは「美味しい美味しい」と言いながら弁当を平らげていく。

でも、俺は全然喉を通らなかったけど、無理やりにも食べた…。


でも、何で分かったんだろう…。密着してする事…といえば、抱き合うか、キスか…。

バレたかなぁ?バレただろうなぁ…。ということは早乙女さんの残り香か…。センパイも敏感だなあ。

店でつけてる香水を覚えてたのかな…?忘れてたのに、その匂いを嗅ぐと不意に思い出すってコト、

あるからなあ…。あ、待てよ?早乙女さん言ってたっけ?

「店に出る時と、オフの時は違う香水をつけてる」って…。

店が終わって、マンションへ帰って一眠りして、起きてシャワー。その後つける香水は店に出る時とは

違う香水…。今はまだ昼過ぎだから、着ける香水はオフ用。俺に残ってる早乙女さんの香水はオフ用。

店用とオフ用を使い分けてるのを、店の人たちは知ってるけど、実際にはどんな匂いか知らない…。

センパイと早乙女さんって…何もなかったって聞いてるけど…。


ようし、一か八か…。

「ねえセンパイ、この後プールで遊ぶんでしょ?」

「…あー、そのコトなんだけどな大和…。俺ちょっと用事が出来たからさ、今度にしないか?」

「えぇ〜。用事って何?今日は遊べる日だって言ったじゃん!」

「…ん、いや、あーっと…その…」

「もしかして悦史さんトコヘ事情を聞きに行こうと思った?」

「ええ!あ、いや、事情を聞きにってコトじゃあないんだけど…」

「じゃあ、何?」

「大和はもう俺のだから手を出さないでくれ、って言いに行こうかと…」

「…センパイ…」

「大和が俺を選んでくれた、ってのがまだちゃんと実感出来てなくってさ」

「そんな…俺はセンパイが大好きだよ!そりゃあ、悦史さんを振って惜しくないか、って言われたら

…その…惜しいよ」

「……」

「惜しいけど!はっきり言って振られたのは、俺の方なんだよ!」

「え!?」

「ホントなんだ。振られたのは俺。悦史さんには今新しい恋人が居るんだ!」

「…ちょっと待て、それは初耳だ。ホントに恋人なのか?」

「うん。ちょうど俺とセンパイが始めてシちゃった後ぐらいのことなんだけどさ、悦史さんその新し

い人と付き合い始めてさ。最初は俺へのあてつけかと思ったんだけど何か違ってて本気みたいなんだ。

でも、悦史さんってあんなだから、誰に本気で誰に本名じゃないってのが解りづらくて一悶着あった

みたいなんだけど、今は上手くいってるらしいよ。」

「……」

「ね、だからこの後プールで遊ぼうよ」

「あ、ああ…」

上条は、早乙女の新しい人は誰なのかすごく気になっていた。

「……ねえ、センパイ…」

「ん、何?」

「センパイは悦史さんと何もナイよね?」

「え!?……どうして?」

「じゃあさあ、『悦史さん』って誰のコト?俺さっきから『悦史さん』って何度も言ってるけど、先輩

『悦史さん』のこと知ってるの?」

「…あ…(やっべーよ、オイ)」

「(答えられないハズだよ、センパイ。悦史ってモチロン早乙女さんのコトだけど、それは早乙女さん

の本名だ。これを知ってるのはオフ用の香水がどんな香りか知っている人。…つまり3回はベッドを

共にした人、つまり早乙女さんとシちゃった人!俺はモチロン3回どころか30回以上シちゃっている。

2人の時はそう呼んでいいって、ううん、そう呼ばないと怒られたけどね。早乙女さんにセンパイとの

コトを聞いたことはナイけど、『悦史』が誰なのか知ってるってコトは、「そういう」コトだ。

センパイ、今すごく困ってる。悦史さんのことをどう説明しようか困ってる…)やっぱり関係が…」

「あ、そ、その…いいか、大和よく聞けよ…」

上条が苦し紛れの言い訳をしようとした時、大和が口を開いた。

「ねえ、センパイ。早乙女さんってベッドの中ではすごいよね」

「え!?」

「しなやかに獲物を狙う豹、ってカンジだよね」

「あ、あーそうか?」

「え?センパイの時は違うの?」

「あー、そうだなあ、俺の時は…あ…」

「…白状したね、センパイ」

「……スマン。」

「ううん、お互い様だね。俺たちって早乙女さんつながりだね」

「……ああ、そうだな。でも、大和。これだけは言っておく。俺は今は大和が1番だ!」

「センパイ…」

「大和はどうだ?」

「俺…俺だってセンパイのコトが1番だよ!」

「じゃあさ、大和早乙女さんに俺たちがラブラブなところを見せ付けに行こうぜ!」

「え!?」

「ここにくる時に早乙女さん店に居たんだろ?開店時間にはまだまだ早いのに店に居るってコトは、

誰かと会ってる、ってことだ」

「…へー…そうなんだ」

「そうなんだ、って大和、この時間に会ったことない?」

「この時間は学校だし〜センパイはいつもこの時間に会ってたの?」

「んー、たまに…」

「……」

「ま、いいじゃんか。それは、ね?だから、もしかしたら早乙女さんの新しい恋人が居るかもしれないぜ?」

「へっ?あ、そうか!それで外で待ってたんだ!へ〜そうなんだ〜」

「まあ、憶測だけどな」

「ふうん」

「で?行く?」

「……行く!」

2人は急いで弁当を片付け、自転車に飛び乗りプールランドを後にした。




-後編に続く-




              
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