GUEST ROOM35
はるか様から、初めての「元基×悦史」SSを戴きました☆
はるか様のエスケSSと言うと、大和の可愛さが溢れた作品が多いですが、今回の作品は、
私の今年の暑中見舞いイラストや、チャットでの話から、考え付かれたもので、
「元基×悦史」の物語でも、甘々な雰囲気は、たっぷり漂っております。
皆様、お楽しみ下さいませ♪

「避暑地にて」 作・はるか


「悦史さ〜ん、お茶入れるけど何がいい〜?………って、寝てんじゃん」
夏の昼下がり、木陰に置いたデッキチェアで悦史は本を胸に置いたまま居眠りをしていた。
「さっきまで起きてたのに…」
食事が終わって暫くは起きていたようだが、お腹が満腹になると眠たくなるのは当たり前、ってなカンジで悦史は眠ってしまったのだ。
「ま、ココへ来るまでがかなり忙しかったからな〜」


今年の夏はクラブダンディにとって過酷な夏休みになりそうだった。というのもホストたちがこぞって夏休みの申請を出してきたが、そのどれもがお盆休みにあわせた日程だったのだ。
8月12日〜15日。
クラブダンディは福利厚生等もきちんとしているので休みが欲しいと言われれば希望通り取らせるのだが、去年まではココまで希望が重なることはなかったから特に大変でもなかった。
ホストたちへの返答は保留にしておいて悦史はホストクラブ連盟(←My設定)に連絡をして、他のホストクラブから手伝いに来てくれるホストを探してもらったが、何処のホストクラブでも同じ日程で夏休みを希望しているホストがかなり居るようで困っていた。
このままでは、少人数で店を開けなければならなくなる。だが、それは無理なので連盟と話し合いの結果、店自体を休みにする、ということに落ち着いた。
何日も店を休みにして大丈夫なのかという不安が残るが、世間も夏休みだから大丈夫だろうということで休みが決定した。

店の休みが決定してからのやることといえば一つだけ。
常連のお客様はもちろんのこと、1回以上来店されたお客様宛てに休業日の連絡を兼ねた暑中見舞いを出すことだった。
ただ単に印刷したものを出すだけでは味気ないということで手書きのメッセージを付け加えることになったのだが、枚数が半端じゃなかった。
だけど、それが終われば無事に夏休みが取れるとあってホストたちは頑張った。

もともとお盆に休みを取るつもりのなかった悦史はこの休みをどう過ごしたものかと考えていると、常連客のH嬢より「今年は用事があって忙しいから別荘を貸してあげる」と嬉しい提案をしてもらい、元基と連れだってH嬢の別荘へと行くことになった。

「だけどここってすごいよな〜。日本は今すっごく暑いってのにここは全然だもんな〜。ホントに同じ日本かね?H嬢に感謝だな。あ、でも涼し過ぎると風邪を引いちゃうからタオルケットでも取ってこよう」
そう言って元基はタオルケットを取りに行ったが、戻って来てみてびっくり!!

「(なっ!!!!!)」
元基はあまりの驚きに大声を出しそうになり慌てて手に持っていたタオルケットで口を塞いだ。悦史を起こさないように気を落ちつかせて、今一度じっくりと悦史を見てみた。
特にコカン……。
そう何を隠そう悦史のコカンが少し盛り上がっていたのだ。オマケに少し息が荒く頬も赤かった。
「(な、なんで…悦史さんてばボッキしてんの!オレの許しもなしに!いや、待てよ…。夢の中でオレに色々されてるのか…?そうだそうに違いない!それなら許そう…。いや!許せないぞ夢の中のオレ!)」
元基はある意味「悦史マニア」(悦史限定のストーカー【もちろん悦史の許可済み】で悦史の抱き枕で、悦史の体洗い専用スポンジで、悦史宅の家政婦で、悦史の…etc)なので自分の知らないところで(例え夢の中で相手が元基でも)悦史がコカンを反応させているのは許せないのだ!
「(畜生!今すぐ起こして実在のこのオレの手で愛撫してようか…いや、せっかくの悦史さんの眠りを妨げるヤツは何人(なんぴと)たりともたとえこのオレでも許さない!!……じゃあどうすれば…。ん?)」
「んっ…やっ…」
その時悦史が喘ぎ声とともに身じろぎをしたら胸の上の本がずれ落ちた。
「あ、本が…って、ええ!?」
本を拾おうと屈みかけた元基の視線は悦史の胸に釘付けになった。
「ん…やだ…元基…しつこくしたら…」
「…………」
なんと悦史の胸の上には蜂が止まってた!ちょうど乳首の上(シャツの上からだけど)に!しかもなんだかもぞもぞと動いてるみたいだ。
「どうして蜂が!しかもち、ち、乳首の上に!!!そこに蜜なんかないぞ!蜜は別のところからた〜っぷり出るんだぞ!それも全部オレのものだ!…あ、いや、まあ、それはいいとして、そこはオレの特等席だぞ!オレだけしかソコを触っちゃダメなんだぞ!オレの許しもなしに!まあ、許しなんか出さないけどな!!あ、こら動くな!悦史さんが感じるだろうが!悦史さんをカンジさせていいのもオレだけだ!」
元基は悦史が起きてしまうかもしれないということを忘れて大声で叫んだ。
「はぁっ…元基…ソコばっかりやだって…」
「え、悦史さん…?オレ、何にもしてないのに…なんで…。そうか、悦史さんの夢の中ではオレがイロイロしてるんだ…!でも実際にはこの蜂……。夢の中のオレもこの蜂も…許さん!!!」
元基は悦史を起こしてちゃんと自分の手で愛撫してやる!と意気込んで悦史に触れようとした。
「まてよ…変に蜂を刺激したら悦史さんの乳首が刺されちゃうよ…。悦史さんに刺していいのもオレだけ!どこに刺すかは…ふふふ…今はそれどころじゃないか…。とにかく、あっちへ行け!こら!」
元基は悦史の乳首の上でもぞもぞしている蜂に向かってあっちへ行け、と言ってみたが蜂はまるで聞こえてないかのようにもぞもぞし続けていた。まるでホントに蜜はでないのに乳首を味わっているかのようだ。
「はら、あっち行けってば!」
手で追い払うようにしてみたり息を吹きかけて飛ばそうとしてみたりしたが、蜂は一向にどこかへ行く気配がなかった。
「くそっ…蜂の苦手なものって…」
だけどその時、何の気まぐれか蜂は悦史の乳首には興味が失せたようで飛び立っていってしまった。
「はあ〜良かった〜何事もなくて。さあ、もう悦史さんを起こそう」
「悦史さん悦史さん、起きて、風邪引くよ?」
「…………」
悦史はうっすらと目を開けたがまだ夢を見ているようなボーッとした雰囲気だ。
「悦史さ〜ん」
「……も、とき…」
悦史はゆっくりと瞬きをしてゆっくりと腕を伸ばし元基の首に巻きつかせる。
「悦史さん…?」
「も、とき……は、やく……焦らさないで…」
「え、悦史さん!?」
悦史は元基の首を引き寄せその唇を自分の唇で塞いだ。
「んん…ん…」
悦史はとても積極的に元基の唇を味わっていた。始めはゆっくり唇を合わせるだけ、次は唇を会わせたまま口を開け舌を突き出し歯と唇の間に舌を入れ感触を味わう。
「(どうしたんだ悦史さん…?)」
今度は唇を大きく広げ元基の舌を捕まえに行くが元基の舌はわざと逃げる。そうすると悦史はムキになり追いかけるが全然捕まらない。ムッとした悦史は舌を引っ込めたかと思うと元基の上唇を吸い始めた。
「(んん…っ!)ちょ、ちょっと悦史さん!」
元基は抗議をするが悦史は止める気は内容で今度は下唇を吸い始めた。
「(ん〜…もう…どうしたんだろ…いいのかなあ…悦史さんてば外でヤルのキライなのに…オレから誘ったわけじゃないからいいか)」
元基は悦史にいきなり引き寄せられて変な体勢になっていたので、体勢を立て直そうと思いキスはそのままにして立ち上がろうとしたら、悦史の胸を掠めてしまった。
「んあっ……!」
「あ、ごめん悦史さん乳首にあたっちゃった?」
元基は悦史の上に乗り上げながらくすくす笑っている。
「ん……元基…舐めて……さっきみたいに…」
「ん?さっきみたいに、舐めて?どういうことだ?オレはまだ1回も舐めてないよ?悦史さん」
「え…さっきいっぱい舐めてくれた…ねえ、舐めて…」
悦史はシャツの裾を持ち上げ、舐めて、とせがんでくる。
「そりゃあ、舐めて、と言われればオレに否(いや)やはないけどさ…」
「元基…」
悦史はまだ寝ぼけたカンジで目をうるうるさせている。
「それから、沢山の手で乳首…いじって…」
「!?(沢山の手、って何!オレの手は2本しかないよ!なんで…?あ、さっきの蜂か!乳首の上に乗ってもぞもぞしたら、そりゃあ沢山の手でいじられてるみたいだろう…でも悦史さんの夢の中ではオレが乳首を舐めてたのか…)」
「…もう、早く!」
今にも泣き出さんばかりに目に涙を浮かべている。
「ああ、ごめんごめん。今すぐに!!」
元基は悦史の目尻の涙をぺろりと舐めてから片方の乳首に吸い付いた。もう一つの乳首は手で弄ってやる。
「ああ…それ…」
「ん?これ、いいでしょ?」
「ああ、そこで喋らないで…」
元基は悦史の乳首を口に含んだまま喋リ始めた。
「どうして?こうやって喋ると気持ちいいの?」
「ん…き、もち…いい…の…」
「じゃあ、もっとやってあげる」
「ああっ!やっ…ソコばっかり…」
ちゅーーーーっぽんっ!!!
元基は音がするぐらい乳首をきつく吸い上げ、ぽんっと離す。
「ああ、ああ、ああ、ああ、ああ…」
「反対側の乳首もしてあげないとね」
「はあっ…んん…」
悦史はもう片方の乳首も愛撫してもらってほっとしたが、先ほどまでいじってもらってた乳首が『まだ弄ってよ』って言ってるみたいに疼いていた。だが元基は2つ目の乳首に掛かりきりだ。
「も、とき…」
「何?」
「こっちも…」
「ん?そっちはさっき吸ったじゃん」
「でも…」
「じゃあ、自分でやりな?」
「……意地悪…」
元基は悦史の「意地悪」発言を聞いて何かを思いついたように、にやり、と笑った。
「意地悪って心外だよなあ…こんなに悦史さんを気持ちよくさせてあげてるってのになあ…(そういえばさっきは勝手に夢の中のオレといちゃついてたけど、それはあの蜂のせいだし…蜂がもぞもぞしてた感触が、オレが乳首を弄ってる感触と同じかと思うと…なんかむかつく)」
「元基…」
悦史は潤んだ目で元基を見上げてくるが元基は見ないフリをして体を起こし、悦史の足を開かせその間に座り悦史の足を元基のフトモモの上に乗せる。
「さ、悦史さん、自分でやって見せて?」
「元基…やだ、出来ないよ…ねえ」
「出来ないって言うんならそのままだね。オレはいいよ?そのままでも。震えてるアナタを見るのも大好きだからねえ」
「…………解ったよ…やるから、見ててね…」
「ああ、もちろん見てるとも、しっかりとね」
「んん…」
悦史はシャツのボタンを外そうとするが手が震えてうまくいかない。
「あ、ボタンは外してあげるよ」
そう言って元基は悦史の手をどけさせてから顔を悦史の胸元に近づけていった。唇でボタンを外すつもりだ。わざと悦史の体に触れながら。
「あれ?悦史さんこっちのコカンがすごいことになってるよ?」
「え?」
「ほら、見てご覧よ。シミが出来ちゃってるよ」
「やっ…」
悦史はソコを隠そうとするが元基に阻まれる。
「もう汚れちゃってるからこれ以上汚れても一緒でしょ?だからソコは後にしようね」
元基は残っていた悦史のシャツのボタンを外し胸をはだけさせた時、風が吹き、悦史の乳首を撫でていった。
「あっ、あああっ…ん…」
ぶるっっっ…。
「っっくしょん!!…ああ…あ?」
悦史は今吹いた風に乳首を撫でられ一瞬もだえてしまったが、寒さの為に身震いした。
「どうしたの?悦史さん、寒くなっちゃった?」
「元基…なんだ?オレの格好は?」
「え…?」
「お前、まさか今からココでしようとか、思ってるわけじゃあないよな?」
「え…と…」
「オレは外でヤルのはキライだって知ってるだろう?」
悦史はシャツのボタンを留めながら元基を睨んでくる。
「…でも誘ったのは、悦史さんだよ…」
「…………」
悦史は目元をうっすらと赤く染めながらデッキチェアから降りる。
「悦史さん…」
元基もデッキチェアから降り悦史の傍らへ寄る。悦史は無言のまま元基の腕を取る。
「……悦史さん」
「……寝ぼけてたみたいだ。……でも誘ったのは覚えてる。夢の中でお前に抱かれてた…。まだ体は疼いてる……続きを、しよう」
「…うん!」
「但し!外は嫌だからな」
「じゃあさあ、悦史さん。外は嫌だってんなら建物の中だったら何処でもいい、ってこと?寝室はもちろんだけど、キッチンとかリビングとかバスルームとか…」
「……!!」
「ねえ?悦史さん」
「…………………………寝室オンリーだ!」
悦史はキッチンやリビングやバスルームで元基に色々されちゃう自分を一瞬のうちに想像して真っ赤になり、握っていた悦史の手を思い切り離し一人部屋の中に入って行き窓を閉める。
「あ!ねえ!ちょっと、悦史さん!!!開けてよ!ねえってば!」
「うるさい!少し頭を冷やせ!」
「も〜う、悦史さんてば!俺らのマンションじゃあ玄関だって廊下だって何処でだってヤってるのに…外へ行くと恥ずかしがるんだから…ま、そんなところも可愛いけどね。あ、でもこのままじゃ風邪引いちゃうよ〜悦史さん中に入れてよ〜。ん?でもまあ、風邪引いたら悦史さんに看病してもらおうかな〜看護婦さんの格好してもらって〜『はい、お熱測りますよ〜』とか『あら〜お熱はないけれど違うところが熱くなってますね〜、治療してあげます〜』とか言って握って扱いてくれたりしちゃったりして〜!!!むふふふふ!」

元基の妄想は尽きないのだった…。



-end-




       HOME        BBS       GUEST ROOM-menu-