早乙女さんのお話16
早乙女さんのお誕生日祝いSSは、実は、2002年の冬に、上条先輩・視点の「Only You」を、
既に書いているのですが、今秋の鹿乃先生の原画展で、販売された名刺の中で、
早乙女さんの誕生日(今までは、星座のみでした)が、公開され、私としては、是非、
改めて、お祝いしたくて、新作を書くことにしました。
今回も、またもや上条先輩・視点ですが、夏以来の
SS、お楽しみ下さいませ。

「HAPPINESS(上条先輩・視点)」 by ひいろ



夜更けの道路から、マンションを見上げた。

カーテン越しの俺たちの部屋に、柔らかな明かりが灯っているのがわかる。

大切な人が待っていてくれる、我が家。

あの場所にいる悦史さんの笑顔を、少しでも早く間近で見たくて、俺は、足早にエントランスに

向かった。


「ただいま!悦史さん。」

「お帰り、元基。外、冷え込んでただろ?」

息せき切って、ドアを開けると、悦史さんが心配そうな顔で出迎えた。

「まぁ、この時期だからね・・でも、寒くても、雪は流石に降ってなかったから、大丈夫だよ。

それより、すっかり遅くなっちゃって、ゴメン・・。」

「まだ、日付は、変わってないから、安心しろよ。」

「ホント!?・・ふぅ・・間に合って、良かったよ・・。」

悦史さんの言葉に、改めて腕時計の時間を確認し、ホッと一息付いた。


悦史さんのバースデーに日付が変わるのも、もう間もなくだ。

師走の慌しい中、クリスマスと年末年始に、休暇無しで働くことを条件に、なんとか、二人とも、

今日は休みが取れた。

今夜のために、店が退けてから色々準備し、ケーキも料理も揃えていたのに、俺は、肝心の

乾杯用の酒を、買い忘れてしまっていた。

悦史さんは、「ウチにある物で構わないだろ」と、言ってくれたけど、俺としては今日だけは

拘りたくて、悦史さんを部屋に残して、買いに出掛けたのは、今から二時間ほど前。

近所の酒屋は、早々に店終いし、何軒か、コンビニを廻っても、今夜、悦史さんと一緒に

飲みたかったシャンパンは、何所にも売られていなかった。

外出可能なタイムリミットまで、あと三時間を切り、色々、思案しているうちに、多少、距離は

あるものの、深夜営業している酒屋を思い出し、真夜中の道をひたすら駆けた。


「わざわざ、こんな所まで出掛けたのか!?お前と祝えるなら、酒なんて、俺は、本当に

何でも良かったのに・・。」

リビングのテーブルに置かれた、レジ袋に目を遣った悦史さんが、その店名に目を丸くした。

「これ、前に、悦史さんと一緒に飲んで、スゲー美味かったし、俺も、もう一度、

味わいたかったんだよ。

今、料理、温め直すから、もうちょっと、待ってて?」

「元基。」

「え?」

徐に悦史さんが、キッチンに立とうとした俺を引き止め、この両手を優しく包み込んだ。

「・・こんなに冷えちまって・・俺のためだからって、あまり無茶するな。」

悦史さんの手のひらは、俺の手が冷えていたから、尚更、そう感じたのか、いつもより熱い。

自分の胸元まで引き寄せると、指先で柔らかく撫で擦りながら、吐息で温めてくれる。

「悦史さん、サンキュ・・。無茶なんかじゃないって。俺が、そうしたかっだけなんだからさ。」

俺を気遣ってくれる、悦史さんの温もりが沁みる。

「こうして、色々祝ってくれようとしている気持ちも、嬉しいことには違いないが、俺にとっては、

お前が健康で、俺の傍にいてくれることが、何よりのプレゼントなんだからな。」

「じゃあ、俺自身の他には、プレゼント、何もいらない?」

「・・いらないとは、言ってないだろ?」

「ハハハ!・・ちゃんと、用意してるから、安心してよ、悦史さん。どんなに欲張りでも、

俺は悦史さんが大好きだよ。」

「俺は、そんなに強欲じゃないぞ、元基。」

「そうかなぁ・・?でも、俺のことは、欲しいんでしょ?」

「うっ・・確かに、それはな・・。」

悦史さんが、珍しく言葉に詰まった。

俺のことを考えて、そんな風になる悦史さんを、不謹慎にも嬉しく思ってしまう。

「ごめん・・悦史さんを困らせたい訳じゃないし、そろそろ、二人きりのバースデーパーティー、

始めようか!?」

「そうだな・・折角、元基がこうして、0時に間に合うように、帰って来たのに、うかうかしてると、

日付が変わっちまうな。」

料理をテーブルに並べ、買って来たばかりのシャンパンをグラスに注ぐ。

食事だけ先に済ませると、ケーキの蝋燭に灯りを燈し、部屋の照明を、弱冠、落とした。

悦史さんの顔が、仄かにオレンジ色の光を纏い、普段よりもっと魅惑的に見えて、

思わず見惚れた。

「3・・2・・1・・0。」

俺が時計を見ながらカウントダウンし、日付表示が変わると同時に、悦史さんが、一息で、

蝋燭の炎を吹き消す。

辺りが薄闇に包まれた瞬間、俺は、悦史さんを抱き締めた。

「・・Happy birthday 悦史さん・・。」

泣きたいほど、愛しい気持ちが身体中に満ちる。

「ありがとう、元基。」

俺の囁きと抱擁に応えた悦史さんの声は、少し震えていたようだった。


「今日は、悦史さんの願い、全部叶えてあげる。」

ベッドに腰掛け、恭しく悦史さんの右手を捧げ持ち、手の甲に軽く口付けた。

その感触に、悦史さんが擽ったそうに笑う。

「じゃあ、何から、頼もうか・・?」

「何でも、お申し付け下さい、王様。」

「・・俺なんて、王様ってガラじゃないだろ?元基。」

「店では、『KING』じゃん。」

「早乙女麗士はそうでも、佐藤悦史は、只の男だよ・・お前は、俺のことを、

過剰評価し過ぎだ。」

「そんなことないよ。俺にとっては、悦史さんが世界の全てなんだから、悦史さんは、

俺の王様なんだよ。」

「元基・・。だったら、まずは、熱いキスを・・。」

「仰せのままに。」

俺が胸に手を当て、ペコリと、お辞儀をすると、互いから、クスクスと笑みが洩れた。

悦史さんの肩を抱き寄せ、笑みの形のままの唇で、キスする。

「ん・・ふ・・っ・・。」

唇の重なる角度を何度も変えながら、悦史さんの唇を確認するように、口で愛撫する。

少しずつ、熱が高まり合い、解けた歯列の間から、互いの舌を潜り込ませ、深く口付け合う。

「・・シャンパン、飲ませてくれないか?」

「いいよ、悦史さん。」

片手でベッドサイドのグラスを手に取り、口に含み、悦史さんの口腔に、口移しで流し込んだ。

コクリと、悦史さんの喉仏が上下し、嚥下したのがわかる。

「どう?」

「前に飲んだ時より、美味いよ、元基。お前に、返杯してやる。」

悦史さんも、俺と同じように、シャンパンを口に含み、俺に飲ませた。

シャンパン味の悦史さんの口中は、いつにも増して、甘くて、酒に強い俺でも、すぐに、

酔ってしまいそうだ。

「次は、どうして欲しい・・?」

悦史さんよりも早く訪れた、自分の身体の昂ぶりを誤魔化すように、悦史さんに問う。

微妙に声が上擦っているのがわかったのか、悦史さんの滑らかな指が、洋服越しに

俺のモノに絡みついた。

「・・もう、我慢出来ないのか・・?」

膨らみ始めた俺の形を、悪戯な指先が卑猥に辿る。

「俺が、悦史さんを気持ち良くしたいのに、そんな触り方しないでよ・・悦史さん。」

「お前が気持ちイイ顔を見るのも、俺にとっては、快感の増幅剤なんだぜ?」

「だからって、あんまり、煽られると・・。」

俺の苦笑に、悦史さんが妖艶な笑みを見せた。

「今日は、俺より先にイクなよ。」

「・・頑張ってみるけどさ・・。」

こんな状態で、悦史さんから与えられる快楽に勝てる自信は、正直、あまり無い。

悦史さんはファスナーを下ろすと、、下着の奥で勃起している俺のモノを

引っ張り出し、直接触れた。

指の腹を使いながら、緩やかに、俺のモノを擦り立てる。

さっきの言葉通り、俺に触りながら、興奮したのか、悦史さんの顔が紅潮している。

「元基・・俺のも、触ってみるか?」

熟れた瞳で、俺を見つめる、その視線に誘われる。

悦史さんのそれに手を伸ばすと、俺と同じように、鼓動と相まって、ドクドクと脈打っていた。

「熱いね・・悦史さんも、感じてくれてたんだ・・。ここから、悦史さんの鼓動、感じるよ。」

「俺もだ・・元基。」

脈打つ、互いのモノから、体温が伝わり、相乗効果で、より一層、昂ぶって来る。

擦り上げるスピードが、増していく。

「・・悦史さん・・やっぱ、俺のほうが、先にイっちまいそうだよ。」

「まだ、イかせない・・俺も、もう直、出そうだ・・。」

悦史さんが、俺のモノをギュッと握り込み、膨れ上がった根元を、指で輪を作り、

きつく、押さえ込んだ。

「もう少し、我慢してみろ・・もっと好くなる。」

「・・そんなに保ちそうにない・・っ・・!」

俺の与えた快楽から、悦史さんの指が、ズルッと滑った刹那、俺のモノは、解き放たれ、

俺は悦史さんの手の中に、体液を放出した。


俺の精液に塗れた手を、悦史さんが、見せ付けるように舐める。

「・・濃いな・・お前の・・。」

ちゅぷちゅぷと音を立てながら、舐め取るその仕草の淫猥さに、射精したばかりの俺の性器が

再び勃起し始める。

「悦史さん・・エロ過ぎ。」

「お前の・・雄の匂いがする・・んっ・・。」

「俺の匂いで、感じて・・。」

恍惚としながら、悦史さんが、跪き、俺の腰に顔を寄せると、俺のモノに口付けた。

大事そうに、舌先で、敏感な先端を舐められ、俺のモノが、ビクンと強く反応した。

「お前も、俺で感じろよ・・元基。」

「そのうち、悦史さんにしか、感じない身体になるかも・・。」

「プライベートだけでも、お前を独り占め出来るなら、俺は、そのほうがいい・・んむ・・。」

悦史さんが、唇を開き、俺のモノを咥えてくれる。

俺の眼を見つめたまま、ぬめる舌で、根元から先端を、べろりと舐め上げられる。

「ビクビクしてるのが、舌でわかる・・元基・・っ・・あ・・。」

悦史さんに持たれた俺のモノを、自分の手に取り返し、先端からの先走りを、悦史さんの

顔に擦り付けた。

「ねぇ、悦史さん・・今度は、ここから出るもの、何所に出して欲しい・・?口・・・?

それとも、あそこン中・・?」

俺から、取り上げられ、微かに不服そうな顔だった悦史さんの目が、俺の問いかけに、

餓えた獣のように、光を湛えた。

「・・中で・・出せよ、元基。」

熱い眼差しに、俺の血が滾る。

「俺だけが、欲しい・・?」

「ああ。元基・・お前だけが、俺の全てを満たせる・・欲しい・・。」

「俺も、悦史さんだけが欲しいよ・・。」


互いの服を、性急に脱がし合った。

悦史さんのモノは、まだ勃起したまま、耐えている。

「そんなにそこばかり、見るな・・。」

俺のモノは、散々愛撫しながら、自分のは、手のひらで覆い隠そうとする、悦史さんの手を

外そうとした。

「もっと見せて・・?悦史。」

名前を呼んだ途端、悦史さんの身体が、ピクッと反応した。

「今・・呼ぶな・・。」

「俺に、名前、呼ばれるの、嫌いじゃないよね・・?」

「・・好きだ・・でも今は・・感じ過ぎて、もう出そうなんだ・・だから・・。」

「出しても、良いのに・・今日は、悦史さんの誕生日なんだから、俺、何でも聴くよ?」

「お前と、一緒にイキたいんだ・・元基・・。」

「了解、悦史さん。」

さっきのお返しのように、悦史さんに抱き締められ、耳元で甘く囁かれたら、その願いを

叶えたくて堪らなくなる。


俺が出掛けていた間に、どうやら悦史さんはシャワーを浴びていたらしい。

襟足が濡れ、ほんのりと、ウチのバスルームに置かれた、薔薇のボディソープの匂いが香る。

「悦史さん、イイ香りだね。後で、もう一度、俺と入らない?」

「んっ・・体力が・・残って・・いたらな・・。」

耳朶に口付けると、悦史さんの身体が軽く仰け反った。

背中に回していた手を、脇から、乳首に滑らせる。

そのまま指先で乳輪と乳首を弄ると、悦史さんが、小さく吐息を洩らした。

「ここ、もっと紅くしてあげようか・・?このまま、舐めてもイイ・・?」

頷く代わりに、悦史さんが俺の頭を、自分のほうに、抱き寄せる。

誘いに乗り、悦史さんの乳首を口に含み、舌で転がした。

「んぅ・・もと・・き・・。」

「そんな切なそうな眼で、見下ろさなくても、こっちも、弄ってあげる。」

悦史さんの心臓の音を聞きながら、右側の乳首は、指の腹で撫でた。


身体のあちこちに、キスしながら、段々、俺の唇が、悦史さんの下半身に降りていく。

俺に触れられることを期待して、悦史さんのモノが、鍛えられた腹筋に付きそうな程、

反り返っている。

「さっきは、了解って言ったけど、一回、出しなよ・・悦史さん。そのほうが、長く愛し合える。」

悦史さんが、してくれたように、俺も、悦史さんのモノを咥えた。

「全部、飲んであげるからさ。」

咥えた唇で、搾るように悦史さんのモノをリズミカルに扱いた。

片手を悦史さんの双丘に這わせ、形の良い尻の間の穴を、濡らした指で、爪で

傷つけないように、そっと探る。

弱い部分を両方、同時に攻められ、悦史さんの腰が、もどかしげに蠢く。

俺の口中にあるモノから、独特の苦味のある液体が少しずつ、滲み出し、悦史さんが

射精寸前なのが感じとれる。

吸引する力を更に強くすると、悦史さんの表情が切羽詰ったものに変わった。

「元基・・出る・・っ・・!」

俺の口の中に、悦史さんの精液が弾ける。

甘い飲み物のように、俺はそれを飲み干した。


放出しても、悦史さんのそれは萎えてない。

「今度こそ、二人でイこう・・。」

まだ荒い呼吸の中で、悦史さんが俺に言った。

「んっ・・。」

ゆっくり悦史さんの身体が倒れこんで、柔らかな唇が、俺の唇に触れた。

手のひらで、抱き寄せた背中を、撫で回すように、愛撫する。

ぬるぬると濡れた先端の敏感な部分が、直に触れ合う感触が、たまらない。

淫らな腰つきに煽られる。

ベッドに寝転がった俺の腰の当たりに座り込み、見下ろす悦史さんの瞳は、艶かしく、

爛々と輝いている。

肌の陰影までもが、俺を悦楽の淵へと誘うように、妖しく揺れた。

悦史さんの腰に手を添え、円を描くように静かに揺すると、甘い吐息が洩れた。

「ん・・。」

俺のモノが、ちょうど悦史さんの双丘の間に当たるのを感じて、悦史さんが身悶えた。

「・・こら・・元基・・。」

やんわりと抗議するように、俺の手を外そうとする、悦史さんの手首を握って、更に強く

グラインドさせた。

「俺の、スゲー熱くなってんの、わかるよね?

悦史さんの身体に触れるだけで、どうしようもなく興奮しちまうんだよ。」

「・・俺もだ・・。お前をくれよ・・元基・・。」

開いた先端から蜜を零しながら、悦史さんが俺に訴えかける。

特別なもので濡らさなくても、俺から溢れる体液で、悦史さんのソコは、充分すぎるほど潤っていた。

「自分で、入れてみせて・・悦史さん。」

俺の言葉に頷くと、俺のモノに手を宛がい、もう片方の手で俺の腹を押しながら、自分の中に

飲み込ませた。

先端が入り込むまでは、顔を顰めていた悦史さんが、次第に恍惚とした表情に変わっていく。

うねりながら熱を持つ内壁に、挿入しただけで、イってしまいそうになるのを懸命に堪えた。

「これからなんだから、我慢しろよ、元基。」

「悦史さん・・わかってるって・・。」

俺のモノを体内に収め切った悦史さんが、俺の感触を味わうように、腰を振る。

身体を汗で光らせ、俺の上で、踊るように身体をくねらせる、悦史さんに魅了され、下から

俺のモノを、更に深くまで食い込ませるように、突き上げた。

「あ・・元・・基・・そ・・れ・・凄・・い・・。」

目に僅かに、涙を滲ませながら、俺と感じ合おうとしている悦史さんを、本当に美しいと思う。

「悦史・・綺麗だよ・・。」

「っ・・んっ・・元基・・。」

俺の名を呼びながら、悦史さんのそこが、体内で俺自身を抱くように、キュッと締まった。

お互いの両手の指を絡ませながら、心も身体も、全て繋がっていく。

一つには溶け合えなくても、別々の身体だからこそ、愛しいと思える。

「愛してる・・好きで好きでたまらない・・。」

「元基・・俺・・も・・愛・・してる・・ぜ・・。」

身体を起こし、キスしながら、悦史さんと抱き合った。

悦史さんと一緒に絶頂を迎えたくて、二人の腹の間にある、悦史さんのものを、体の動きに

合わせて、擦り立てる。

「・・ずっと・・一緒に・・いよう・・元基・・っ・・。」

互いの体液に塗れながら、二人一緒に、達する瞬間、固く抱きながら、悦史さんが言ってくれた言葉は、

俺がずっと欲しかった言葉だった。


「ん・・元基・・。」

俺の名を呟いて、悦史さんが腕の中で、軽く身動ぎした。

寝顔は少しだけ、口元が微笑んでいて、俺の夢を見てくれてるらしい。

寝息と、体温すらも、愛しくてたまらない。

起こさないように、静かに、抱き締めた。

「・・誕生日、おめでとう・・愛してるよ、悦史・・。」

眠りながら、俺の言葉の呼応するかのように、悦史さんが身体を摺り寄せた。


悦史さんの誕生日だったのに、なんだか、今日は、俺のほうが、プレゼントをもらったみたいだ。


悦史さんが生まれたことに、俺が生きてることに、そして二人が出逢えたことに感謝したい。

愛しい人と共に在れる、何気ない時間が、俺にとっては、どんなことよりも幸せなのだと、

今、実感している。


明日の朝、枕元に置かれた、俺からのバースデープレゼントを眼にした、悦史さんを

思い浮かべると、心の奥が温かくなった。



-end-





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