早乙女さんのお話6
他所のエスケ・サイト様のクリスマスSSを読ませて頂きつつ、ウチは、SSも、

早乙女さんのお誕生日設定です(笑)

皆様が、少しでも、Happyな気持ちで、クリスマス&新年を迎えられることを願って、

ウチらしいラブラブな、「元基×悦史」になりました。


このSSの「事後」な、こんなイラストも描いてみました♪

宜しかったら、併せて、お楽しみ下さいませ。



          ☆Hiiro's Gallary11 「Do not disturb」☆

「Only You」 by ひいろ


間もなくクリスマスという今日も、「club DANDY」の店内は、聖夜の店外デートにお目当ての

ホストを誘おうと、静かに熱い火花を散らしている女性客達で、ごった返していた。

「早乙女さん!」

ちょうど、お客様の注文をしに来た悦史さんを見掛けて、声を掛けた。

「アキラ、何だ?」

「今日は、この後、空いてますか?」

「今のところ、お客様との予定は、入ってないが、何か相談事か?」

「いえ・・別に。」

まさか、忘れてるわけじゃないとは思うけど、近寄って耳元に囁く。

「俺との約束、反古にする気じゃないですよね?悦史さん・・。」

耳朶にキスすると、途端に悦史さんの顔が赤らんだ。

「バカ・・こんなところで、なんてことするんだ。」

「早乙女さんが、恍けたりするからですよ。」

「空けてるから、心配するな。」

「うん。ごめん・・。」

今日(正確に言うと、日付を越えると、だが)は、悦史さんのバースデーだ。

俺にとっては、神様の誕生日より、大事な一日・・。

俺達の仕事は、クリスマスや通常のイベント事は、プライベートより客が最優先だ。

ただ誕生日だけは、客達には星座程度しか、皆、教えてないので、悦史さんの誕生日に

二人きりで過ごしたいと、随分前に俺は約束を取り付けていた。

コツン。

俺の頭に、軽く悦史さんのゲンコツが与えられた。

「そうじゃないだろ?ここでは、何処にお客様や、仲間の目があるかわからないんだから、

軽率な行動はするなよ、アキラ。」

「わかりました、早乙女さん。」

俺と悦史さんは恋人同士だけど、それはあくまで俺達二人だけの秘密だ。

悦史さんの一言で、お互いに仕事の顔に戻る。

が、悦史さんが、俺の横を通り過ぎる瞬間、

「俺の誕生日は、お前だけのものだよ、元基。」

大輪の花のような鮮やかな笑顔で、そう囁いて来た。

ハッと振り返るが、悦史さんは、何事もなかったかのように、店内に戻って行く。

残された俺は、唖然としながらも、その後の仕事をいつもより、上機嫌でこなした。


店が終わって、早朝、久し振りに二人で悦史さんの部屋に入る。

部屋の片隅に積み上げられたカラフルな包装紙の包みや、高級ブランド品を思わせる数多くの

紙袋の山が、俺の目に飛び込んできた。

「凄い量のプレゼントだね、悦史さん。」

「お客様が、射手座の始まる11月中旬ぐらいから、持って来て下さるからな。」

「今日も、こんなに紙袋一杯だしね。」

そう、今日も二人で両手に持ち切れないほどの、早乙女さんへのバースデープレゼントを、

店から持ち帰ってきたのだ。

「こんだけの量があると、ダブってるものも相当ありそうだよね。」

「中身が、気になるのか?」

「ライバルの動向は、ちゃんと知っておかなきゃね。」

「今更、俺の動向か?」

「いえ。そうじゃなくて、お客さんのほう・・。」

「そうか・・。そんなに気になるなら、どれか、開けてみるか?元基。」

「いいの?でも、全部、早乙女さんのためのプレゼントなんだから、俺が開ける資格なんかないよ。

皆、愛情込めて、選んで贈ってくれてるんだしさ。興味はあるけどね。」

「だったら、俺が開けたものをお前が見るなら、問題ないだろ?」

「うん・・まぁ、それなら・・。」

気になってるのは、事実だし、悦史さんの言葉に甘えることにした。

「さて、どれにするかな・・。」

「今日もらったものは、どう?」

「そうだな。」

悦史さんがそう言って、持ち帰った紙袋の一番上のプレゼントを手にした。

「ん?・・箱の大きさの割には、なんだか妙に軽いな、これ。持ってみろよ、元基。」

「あ・・本当ですね。ハンカチとかスカーフじゃないですか?」

手渡されたものを、再び悦史さんに返す。

「そういうものより、重い気もするが・・とりあえず、開けてみるか。

・・豹柄みたいだけど、変わった形のものだな。一見、クッションみたいにも見えるが、

それにしては、やけに小さい気がするし・・。」

悦史さんの手元にある、箱入りの「物体」に目を移す。

豹柄の平べったいもの・・。あれ?何か目が付いてるような・・?

「取り出してみてもいい?悦史さん。」

「ああ。」

ただの四角いミニ・クッションかと思ったら・・これって・・。

「悦史さん、これ、『エイ』じゃないですか?」

「え?『エイ』って、あの、海にいるやつか?」

「そう。だって、目も付いてるし、ヒレもあるんだけど・・。」

「・・エイ・・。」

悦史さんが、すっかり考え込んだ顔になってる。

「いくら、豹柄って言っても、ぬいぐるみは、早乙女さんへの贈り物には、子供っぽい気も

するけど・・って・・もしかして、早乙女『エイジ』って、ダジャレとか・・?」

「・・は?・・ブッ・・ハハハハッ!」

俺の呟きに、一瞬固まった、悦史さんが爆笑した。

「やられた!まさか、こんな手段で来るお客様が、いるとはな・・。俺、本当に愛されてんのか?」

苦笑しながらも、悦史さんは満更でも無さそうな顔だ。

俺も釣られて、笑ってしまった。

「早乙女さんのお客さんって、プレゼントなら、高級ブランドが当たり前の女性ばかりかと思ったら、

こんな素敵なセンスの人もいるんですね。」

「素敵って言うか、ただのオヤジギャグじゃないか・・?」

「早乙女さんが洒落のわかる人だと思うからこそ、お客さんもこういうことが、出来るんだと

俺は思いますよ。」

「そうかな・・?まぁ、どんな女性が贈って来たのか、気にはなってるけどな。」

「でしょ?早乙女さんにそんなインパクトを与えられるなんて、スゴイよ。」

「バースデーカードは入ってるけど、名前は書いてないな・・。

やっぱり、ご常連のお客様にからかわれただけの気も、するが。」

「どうするんですか?この『エイジ』」

俺が冗談交じりにそう言うと、悦史さんは軽くウィンクして見せた。

「折角の戴きものだし、ここに飾っておくかな。」

「ちょっと羨ましいな・・。」

「うん?どうしてだ?」

「俺が用意してきた、悦史さんへのプレゼント、そこまで喜んでもらえるか、わかんないし・・。」

「元基にしては、何時になく弱気だな。」

「そりゃあ、お客さんからのぬいぐるみの『エイ』一つで、そんなに嬉しそうな顔されちゃあさ、

俺だって、弱気にもなりますよ。」

「嬉しそうか・・?お前の独占欲の強さは、相変わらずだな・・。

お前が俺のために選んでくれただけで、俺にとってはきっと最高の贈り物だよ、元基。」

「悦史さん、ありがとう。その言葉、凄く嬉しいよ・・。」

「どんなもの、選んでくれたんだ?」

「まだ、内緒。今日は、俺のために、時間、作ってくれてるんですよね?悦史さん。」

「ああ。お前のプレゼント、早く見たい気もするが、こんな珍品も頂いたことだし、これから、

本物のエイでも、見に行くか?」

「本物?」

「そうだ。来いよ、元基。」

そう言って、俺の手を引っ張って、外に連れ出した。

いつもながら、思い付いたら、すぐ行動する人だよな・・。

感心しつつ、繋がれた悦史さんの手の温もりが嬉しかった。


早朝の街並みを、悦史さんの運転する車で、ドライブする。

小一時間走らせて着いた、海沿いの或る場所。

「ここって・・。」

「そう、水族館だよ。平日の午前中なら、空いてるはずだからな。入るぞ。」

悦史さんの誕生日に水族館に来るなんて、不思議な気がしたが、後に続いて、入館した。

「俺、水族館なんて、久々かも・・。」

「俺は、仕事明けに、たまに寄ってる。ここに来ると、なんだか、癒されるんだよ。」

ゆっくりと、館内の大小様々な水槽を二人で、見て廻る。

「土日なら、家族連れやカップルが一杯なんだろうけど、ホントに空いてますね。」

「だろ?男同士で来ても、怪しまれない。」

そう言って、悦史さんがクスクスと笑う。

「いえ。充分、怪しいですって。さっき受け付けの切符切りのお姉さん、変な表情してたもん。」

「まあ、平日の昼間にブラブラ、水族館に来てるんだから、堅気の仕事には見えないよな・・。」

「実際、俺達、堅気な仕事じゃないですけどね。こんな派手なスーツだし。」

「いいんだよ。俺は、お前と、ここに来たかったんだから。」

「悦史さん・・。」

「お前が学業に勤しんでるこの時間帯、俺は、ここでお前のことを考えてるんだ。」

「え?」

「この水槽の前にいると、まるで自分も水中にいるような錯覚に陥るよ。

お前が愛して止まない、水の中だ。お前が、そばにいるような気になる。」

巨大水槽を前に、中の魚達をゆったりとした眼差しで見つめて、悦史さんが言う。

「悦史さんが、俺を喜ばせるようなこと言うから、なんだか俺、ここでバースデープレゼント、

渡したくなったんだけど・・。」

「わざわざ、ここまで持って来たのか?」

「・・って言うか、嵩張るもんじゃないから、ここにずっと入ってたんだけどさ。」

そう言って、スーツのポケットに入っていたケースを取り出した。

「包装とかしてもらうの、なんだか恥ずかしくて、このままでゴメン。」

「うん・・?」

「悦史さん、誕生日、おめでとう。・・これ、俺と一緒に嵌めてくれませんか?」

静かに、ジュエリーケースの蓋を開ける。

俺からの悦史さんへのプレゼントは、ペアのプラチナのシンプルな指輪だった。

「まるで、プロポーズだな。」

「そうだよ。」

悦史さんの瞳を、真っ直ぐに見つめる。

「俺と、ずっと一緒にいて下さい。俺の家族に、なって欲しい・・。」

「家族・・?」

「あの事故で、俺は全てを失ったと思っていた・・家族も、大好きな水泳も・・。

生き続けてていく理由も何も見出せなくて、リハビリを続けながらも、先の見えない毎日を

もがきながら生活してた。ただ日々を暮らしていくのが、精一杯だった・・。

絶望して、死のうと思ったことも、何度もある。

悦史さんに店の前で拾われて、最初はホストもお金と興味本位で始めたけど、やっていくうちに、

悦史さんが、全てに於いて、俺の目標になった。追いつきたくて、必死でここまで走って来たんだよ。

学生も続けながら、働いて、人と関わることの大切さや、愛について真剣に考えるようになった。

気が付いたら、ようやく俺は自分が今、生きていることを許せるようになってたよ。

悦史さんとの出逢いがなかったら、今、俺、こんな風に自分を愛せなかったと思う。

水泳に戻れたのも、本気で人を愛することが出来たのも、悦史さんがいたからなんだよ。」

「今のお前があるのは、お前が努力し続けて来た結果だよ。俺を買い被り過ぎるな。」

「前に悦史さん、『俺達は似たもの同士だけど、目指す道は違う』って言ったよね。

俺は、今でも水泳が大好きだし、何れ、それに関わる仕事をしたいと思ってる。

その夢を、悦史さんの傍で一緒に見たいんだよ。俺、欲張りだからさ、どっちも諦めたくないんだ。

ホストとしては、いつか傍にいられなくなったとしても、恋人であり続けたい・・これは、

その誓いなんだよ。だから、受け取って欲しい。」

「元基・・本当に俺でいいのか・・?

お前ほどの男なら、これから素敵な女性と出会って、結婚して幸せな家庭も作れるはずだ。」

「それは、悦史さんだって、同じことでしょ?俺より、モテるんだしさ。

俺は、佐藤悦史を、誰よりも愛してるし、これからずっと、一緒にいて欲しいと思ってる。

それとも、俺と爺さんになるまで、一緒にいるの、嫌?」

「・・嫌なわけないだろ。俺だって、誰よりもお前が大切だ。もう手離したくない・・。」

「だったら、自分の気持ちに素直になってよ、悦史さん。」

悦史さんが、ゆっくりと一度目を閉じて、再び俺を見つめ返す。

「元基、お前を愛してる。最高のバースデープレゼントだよ。ありがとう。」

今まで見てきた悦史さんのどの笑顔よりも、美しかった。

差し出された悦史さんの左手の薬指に、そっと指輪を嵌める。

「似合うよ、悦史さん。」

「よく、俺のサイズ、わかったな・・。何時の間に測ったんだ?」

「ベッドの中で・・。誓いのキスは、ここじゃ、無理だね。」

耳元に口を寄せて、告げた。

「だったら、キス出来る所を予約してる。そこで、しよう、元基。」

赤くなりながら、もう一つの指輪を俺の同じ指に嵌めて、悦史さんがそう言った。


「・・んっ・・ふ・・ぅん・・。」

悦史さんがリザーブしていたホテルの一室に着いてから、俺達は何度となく、口付けている。

唇に優しく触れ、舌を絡めあいながら、互いの吐息を感じる。

ベッドの側で、キスしながら、気持ちの昂ぶるままに、それぞれの洋服を脱がせていく。

少しでも早く悦史さんを感じたくて、脱がせる指がもどかしい。

「着たまま、したいぐらいだ・・。」

「時間はたっぷりあるんだから、がっつくなよ。俺は、元基の全てが見たい・・。」

悦史さんが、俺のワイシャツのボタンを外して肌蹴たところから、手を入れ、胸板を優しく撫でる。

「それ、気持ち良いけど、今日は、俺が先に悦史さんを好くしてあげるよ。」

悦史さんの頬にキスして、唇を、耳元に寄せる。

「・・ん・・。」

ゾクリと、悦史さんが身震いした。

「一杯、感じて・・悦史さん。」

脱がし終え、俺を抱き締める悦史さんと、ベッドに転がり込んだ。

「ライトに照らされた、薄明かりの中の悦史さんも綺麗だけど、日差しの中でも見惚れるよ。」

まだ夕暮れ間近の、レースのカーテンだけ閉められた室内。

悦史さんの裸体がはっきり見えて、上から下までしみじみと眺めていると、

「そんなに・・見るな・・。」

シーツで身体を隠そうとした。

「隠したりしないで・・。悦史さんの身体のライン、魅力的なんだからさ。」

指で、硬くなり始めてる乳首を転がしながら、首筋をきつく吸う。

「あ・・っ・・んあっ・・。」

「ここ、舐めて欲しい?」

「・・元基・・舐めて・・。」

渇きを潤すように、舌で唇を舐める悦史さんが、俺の情欲を掻き立てていく。

ピチャリと、音を立てて、悦史さんの左の乳首を舌先で突付いた。

「悦史さんの心臓の音、聞こえるよ。凄くドキドキしてるね。」

「・・噛んでも・・いいから・・。」

「・・っ!そんな刺激的なこと言われたら、俺、保たなくなっちまうよ。」

今の一言で、一段と大きさを増してしまった俺のものを、苦笑しながら、悦史さんの腰に擦り付けた。

悦史さんのものも、俺と同じように、硬くなって、俺にその存在を主張する。

「お前のこれ、欲しくてたまらない・・。」

背中に回された手はそのまま、もう片方の手で、俺のものを柔らかく握る。

「まだ、ダメだよ。悦史さんの中も、俺の唾液でビショビショに濡らしてあげたいんだから・・。

俺に舐められるの、好きでしょ?悦史さん・・。」

「・・ああ。」

そう言いながらも、ねだるように、俺のものを見つめてくる悦史さんの眼差しが熱い。

「そんなに、俺のこれ、欲しいの・・?じゃあ、悦史さんの口で、愛して・・。」

お互いに、秘所を愛撫出来るよう、身体の位置を入れ替える。

「もう、こんなになってるのか・・。熱くて、硬い・・。」

俺のものの先端から溢れ出している液を指で掬い取りながら、悦史さんが言う。

「俺だって、悦史さんが欲しいんだよ。」

切迫した口調で告げると、両手で俺のものを包み込んだ悦史さんが、ゆっくりと咥えた。

「んぅ・・ふぅん・・。」

唾液が零れ落ちるほど、舌と唇で俺のものを愛撫される。

「・・う・・っ・・悦史さんの口ん中、スゲー気持ちイイ・・。」

「・・んっ・・んむっ・・。」

悦史さんの体温と適度な吸引で、俺のものは、破裂寸前まで高まっていく。

少しでも気を反らせようと、俺の顔の前にある、悦史さんの腰を引き寄せて、双丘を割り開いた。

「・・こら・・元基・・そこ・・されたら・・口で出来なくなるって・・。」

「このままじゃ、俺の方が先にイカされそうだからさ・・一緒に好くなりたい・・。」

悦史さんの抗議を遮って、窪みに舌を寄せる。

俺のものと同じように、先端からトロトロと体液が伝い落ちて、独特の味を感じた。

「俺の、舐めてて、感じたの?ここまで、悦史さんの、流れてきてるよ。」

舌を尖らせて、中を開かせて、唾液を送り込んだ。

「んっあ・・ぅふっ・・ダメ・・だ・・って・・。」

「ホントに、そう思ってる?ここ、もう真っ赤に充血して、俺を誘ってる気がするんだけど・・。」

中指で、菊のような窪みの皺をそろりと撫でると、悦史さんのそこがヒクヒクと震えた。

「・・指・・で・・撫でるな・・。」

「俺の指、飲み込もうとしてるよ、悦史さん。」

「・・っ!」

指先を挿し込んでみる。

「俺の指、美味しい・・?」

奥まで入れて、ぐるりと、含ませた指を廻して、悦史さんの感じる部分を軽く擦る。

「あ・・んっ・・。指・・じゃないのが、イイ・・。」

「もっと中が濡れて開いてからじゃないと、悦史さん、辛くない?」

「お前ので、イカせてくれ・・元基・・。」

「こっち・・?」

片手で、俺の昂ぶりを誇示するように揺らして、聞いてみる。

「・・そうだ・・。元基のこれ、挿れて欲しい・・。」

「悦史さん、そんなに俺に欲情してくれてるんだ・・。

だったら、今日は、あんまりやったことない形で、してみようか・・?」

「え?・・んっ・・。」

もう一度、悦史さんの身体をベッドに横たえた。

悦史さんの右の太腿の上を跨いで、左足を担ぎ上げて、腰を使って、俺のものを挿入していく。

「んっ・・!・・ほら、こう・・すると、普段・・届かないトコまで、俺の、感じるでしょ?」

「・・っ・・んあ!お前の・・いつも・・と・・違う所に・・当た・・ってる・・。」

悦史さんの感じる場所の辺りを、時折掠めながら、深く抜き差しを繰り返した。

「どう・・?悦史さん。」

「あぁ・・ぅんっ・・スゴ・・イ・・元・・基。もっと、そこ、硬いトコで擦って・・くれ・・。」

「どこ?・・ここかな・・。」

欲しがってる場所は知ってるけど、わざと反らして突く。

「・・違・・う・・。」

「ここ・・だよね?」

体内にある、ふっくらと膨らんでいる部分を、硬い先端で、グリグリと擦り付けた。

「あっ・・!そこ・・っ・・。」

悦史さんの身体が、ビクンと揺れる。

「気持ち良さそうな顔になったね、可愛い・・悦史さん。キス、したいな・・。」

足を抱えていた手を、悦史さんの顔の両脇に付いて、身体を伸ばして口付けた。

「・・ふ・・ぅん・・。」

甘い吐息が洩れる。

突く角度が変わった上に、俺の腹で、悦史さんのものが擦れて、更に快感が増したようだ。

中が、ギュっと締め付けるように、収縮した。

「もう、出そうだ・・元基・・。」

「俺も、悦史さんのココ、好過ぎて、出ちまうっ・・!」

腰の注挿が、自然と増して、放出したくてたまらない。

中一杯に膨れ上がった俺のものを、悦史さんに打ち付ける。

悦史さんの顔がほんの少し、辛そうだが、気持ち良くて、腰の動きを止められなかった。

「凄・・いっ・・元基!・・お前・・ので、一杯に・・なっ・・てる・・。

熱い・・精・・液、俺の・・中に・・注いで・・。」

「うっ・・!出る・・っ・・悦史・・さん・・。」

煽情的な一言に、我慢しきれずに、ドクドクと悦史さんの中に、溢れ出す体液を注ぎ込んだ。

俺が放出する動きに合わせて、切なそうな表情で悦史さんが、身を捩った。

「・・っ!熱い・・感・・じる・・ああっ!・・俺も・・イク・・っ!」

刺激になったのか、悦史さんも、俺の身体にビュクビュクと、自分の熱を迸らせて、絶頂を迎えた。


「・・ふぅ・・。悦史さん、大丈夫?」

「・・なん・・とかな・・。」

荒い呼吸で、俺の問い掛けに答えてくれてるけど、少し暴走しちまったかも。

「そんな顔するな、元基。俺、気持ち良かったぞ?」

「ホントに?ちょっと、無茶させちまったかなって・・。」

「体育会系のお前ほどじゃないが、俺だって、体力も精力もあるし、平気だよ。

今日は、俺がお前を欲しがったんだしな。」

「悦史さん・・まだ抜いてないのに、そんなこと言っちゃ、ダメですよ。

俺、このまま、2ラウンド目、したくなっちゃうじゃないですか。」

俺を求めてくれる悦史さんの気持ちが嬉しくて、ドクンと脈打って、悦史さんの中にある俺のものが、

再び勃ち上がり始める。

「・・んっ!・・したい・・のか・・?こんなに・・でかくして・・。」

返事の代わりに腰を動かすと、俺が出したものが掻き混ぜられて、グチュグチュと卑猥な音が響いた。

「悦史さんの中、俺のこれで一杯にさせて・・。」

「いい・・ぞ。今日は・・お前の・・ためだけの俺・・なん・・だから・・。」

二度目の快楽の波に飲まれるように、途切れ途切れだが、悦史さんが了承してくれる。

「二人で、最高の快感を共有しよう・・愛してる・・悦史さん・・。」

「っあ・・ぅん・・俺も・・愛・・し・・てる・・よ、元・・基・・。」

俺達の、真冬の雪も溶かすほどの、熱い夜は、まだ終わらない。


二度目のセックスの後、言葉では俺を宥めてくれていたけど、やっぱり悦史さんに負担を

掛けてしまっていたらしい。

自分のものを放出した悦史さんは、俺のものを抜き取ると、あっという間に、眠りに落ちていった。

ごめん、悦史さん・・。

どうしても、俺、愛し過ぎて、抑えが効かなくなっちまう。

心の中で謝って、腕の中にいる悦史さんを起こさないように、静かに、指輪のある左手を掲げて、

甲にキスした。

俺の誓いに、応えてくれた悦史さん・・。

俺の人生に関わる人は、たくさんいるけれど、こんなに大事に思える人は、これから先も、

きっとこの人だけだ。たった一人の、愛しい人・・。

一緒に、幸せになろう。貴方となら、どんなことも乗り越えていける気がする。

二人で、お互いの大切な時間を分かち合いたいね、悦史さん。


少し早いけど、Merry Christmas&A Happy New Year。

明日も貴方が、笑顔で過ごせますように・・。


悦史さんの安らかな寝顔は、俺を幸せにしてくれる。




-end-






     
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